こんにちは!ご無沙汰しておりますしばねこです(・∀・)
最近は色々と忙しく、ブログ更新できていませんでしたが、少し落ち着いてきたので直近の山口旅について書こうと思います!
さて、わたくし2008年に全県制覇はしているんですが、山口県だけはちょっと立ち寄ったくらいでガチで巡ったことないんです。そこで今回は軽く未踏の地である山口県に焦点を絞って、ついでにJR山陰本線の未乗車区間にも乗って有名な角島大橋にも「鉄道とバス」で挑んでみます(´ー`)
<旅程>
2018年8月27日(1日目) ANA575 羽田 → 萩石見 → 益田 → 特牛 → 角島大橋 → 特牛 → 川棚温泉 → 下関
2018年8月28日(2日目)下関 → 唐戸市場 → 宇部 →新山口 → 三原 → 尾道 → 新大阪 → 福島(大阪)
2018年8月29日(3日目)福島(大阪) → 京橋 → 鶴橋 → 大和西大寺 → 名古屋 → 東京
出発は羽田空港から!(18切符旅なのに飛行機使うのかよ!とかいうツッコミは聞こえない)
たぶんみんな聞いたことのないであろう「萩・石見空港」に向けて出発(笑)
今回ばかりはJALに浮気して出雲空港使おうかとも思いましたが、やはり夏休みおそるべし。すでに航空券インフレ状態で手が出せず。そこでやはり我らがANAのマイルを7500マイルだけ使って片道を無料で手配( ̄ー ̄)ニヤリ
その時の運賃で羽田ー萩石見線ならマイル単価で3円近くになったのでなかなかオトク。
いやーさすがANA!頼りになる(オイ)
萩・石見行きANA575便。
てか10年近くANA乗ってる自分でも初めて行くよ、萩石見。
なにせ羽田便しか定期では飛んでなくて1日2便だかんね。10時45分のあとは15時30分(爆)
出発時間も超中途半端。おかげで激早起きはしなくて済みましたけどね。
風の影響で一回ゴーアラしてましたが、20分ほどの遅延で無事島根県益田市にある萩石見空港に到着!そう、ここは実はまだ島根県なのだ。
てか・・・空港ちっさ!!!!
今まで色々な地方空港見てきたけど最弱最小かもしれない・・・。まぁ旅好きにはそれもまたたまらないんですけどね(変態)
到着口とか狭すぎて、お迎えの人も絶対迷わずに、秒速で待ち人を見つけられることだろう。
もっと空港探訪したいけど、この後はダイヤがカッソカソの偉大なるローカル線が待ち構えているので一切時間を無駄にせず連絡バスに乗り込む。
地味でショボイ萩石見空港だが、良い点ももちろん存在する。
それは市内のターミナル駅までバスで15分(330円)という驚異の立地の良さだ(爆)
しかしその肝心のターミナル駅もダイヤの薄い暴れん坊な駅なので結局意味がないようにも思われる(コラ)
案の定、空港連絡バスを使う猛者は少ないようだ。実際、到着ロビーからほとんどの客がレンタカー受付やタクシー乗り場に直行していた。
俺以外に出張っぽいオッサンの計二人。乗り込んでもいつまでも出発しないのはANA到着便からのお客を待っているからだった。しかし残念ながら待てど暮らせどバスを利用する客が他に現れないので、いよいよANA地上係員らしきお姉さまが運転手にOKを告げるとようやくバスは益田駅に向けて出発した。
バスはほんとに15分程度でJR益田駅に着いた。
山陰らしいローカルな田舎駅に早くもテンション上がる。なぜか薬局併設。ある意味高齢化に対応しているとも言える。
たしかにこれでも山陰本線と山口線が乗り入れており、特急スーパーおきも停車する山陰の一大タミナル駅なのだ。
益田では行きたいお店があり、そこで昼食の計画を立てていたが、時間は現在12時55分。自分が乗る予定の列車は13時27分。ANA便が遅れたため、余裕と思われた乗り継ぎにも若干暗雲が立ち込めてきた。お目当ての食事処はそこそこ歩くみたい。間に合うのか・・・???
でも楽しみにしていたので急ぎ足でそのお店に行ってみることにした。食い意地だけは一人前なのだ(爆)
益田駅から歩いて15分ほど(早歩きしたのでもっと早く着いたはず)
居酒屋の「田吾作」さんです。ここではランチで新鮮な海鮮が食べられると「おいしい途中下車」というマニアックな雑誌で知り、ぜひ訪れたかったお店だった。
そして注文したのがこちらのいか丼(1650円)
これがどうしても食べたかった!
透き通ったイカは歯ごたえがあって甘くて超美味しい!海苔がまたいい感じ。
でも残念ながらゆっくり味わう暇がない(泣)確実に胃もたれするレベルの早食いでなんとか10分で平らげる(汗)
おかみさん「ゆっくり食べられた?」
俺「ハァハァ・・・すみません!列車の・・・列車の時間が・・・(ウップ)」
おかみさん「あら大変!焦らずに気を付けてね!」
ありがとうございます!なんといっても13時27分逃したら17時46分だかんね(大汗)
うおおおおおおお!!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
久々のマジダッシュして死ぬかと思ったがなんとか間に合った!山陰本線エグイ!!
これで俺に昔陸上部という経歴が無かったら今回は無残にも益田で散っていただろう。
1番のりばから(わざわざ西日本風に言う)
ここからは18切符の旅スタート!
手前には浜田行き、奥には自分が乗る長門市行きが停車している。
鉄道ファンに人気(?)のキハ40という車両らしい。ローカル感満載でいいね!
そのテの筋にはタラコちゃんの愛称で親しまれているとかいないとか。
ここからこのたった1両のタラコちゃんで約2時間かけて、山口県の長門市駅へ向かいます。
益田 13時27分 → 長門市 15時17分
ギリギリに乗ったもんだから車内は当然座れず(笑)
まして18切符シーズンだから似たような考えの連中がウジャウジャBOXシートを占領しているわけで・・・(笑)
ただ地元客も比較的多く、2~3駅ですぐに降りる人もいたので、比較的早期にロングシート側だけど何とか席を確保できた。
山陰本線は出雲市~幡生間が未乗区間。今回は山陰本線西部を中心に攻められそう。
山陰本線と言えばやはりこの絶景!天気も良くて美しいコバルトブルーが早速拝めた。
戸田小浜駅。
降りてみたいけど、その代償があまりにも大きいため諦めざるを得ない(笑)
特徴的な石州瓦の屋根と、日本海のコントラストが素晴らしい!
飯浦駅。
本数が極端に少ないとはいえ、地元の方々の生活の足になっているところを垣間見るとホッとする。
自分は日本海より太平洋が好き。
でも山陰の日本海はとても美しい。
15時17分 長門市駅に到着。ここからはさらに列車を乗り継いで西へ。そのまま小串行に乗り換える。
乗り継ぎはわずか3分!熾烈な座席争いの末、見事勝利(爆)
奥には美祢線の厚狭行きが停まっている。いつか仙崎支線と合わせて乗らねば。
長門市 15時20分 → 特牛 16時03分
似たような景色ばっかりで恐縮だが本当に今日は山陰本線日和。
特牛までは40分程度列車に揺られます。
今度は2両に格上げされたので比較的空いてる。
クロスシートに座って海を眺める・・・贅沢な時間ですね。
そしてここは非日常の山口県。
16時03分 特牛(こっとい)駅に到着。
ご覧の通り「秘境駅」とも称される無人駅。
なぜここで降りたかと言うと、秘境駅に降り立ってみたかったへのバスが出ているからです(笑)
簡易な待合室。秘境感満載なので昼寝でもしたくなる雰囲気。
駅舎。ちょっと秘境には似合わない洋風チックな建物。
バスの時間まで結構あるのでぶらぶらします。
ネコが何匹か住み着いてるようで(笑)
ちょっとウインク気味なネコちゃん。
駅前。凄まじく、何もない(爆)
現役の自販機があるのが奇跡。
売店跡??
どれくらい前に営業していたんだろう・・・。朽ち果てた建物から歴史を想像してみたり。
さて長くなるので今回はとりあえずここまで。
次回はバスで角島大橋を目指します!
続く。