2019年!明けましておめでとうございます!
平成最後の元日に旅行記の続きを書いております(笑)
さて今回は、旅好きの憧れ(?)JR予土線に乗り、途中下車します!
バースデーきっぷ四国周遊シリーズ↓
念願のバースデーきっぷで四国一周!①徳島編 徳島ラーメン食って牟岐線で南下するの巻
念願のバースデーきっぷで四国一周!②高知前編 室戸岬に甲浦からバスで向かう
念願のバースデーきっぷで四国一周!③高知中編 高知でカツオ三昧!
1日目 羽田→徳島空港→徳島→海部→甲浦→室戸岬→シレストむろと→奈半利→高知 エリアワン高知泊
2日目 高知→土佐久礼→土佐佐賀→窪川→半家→宇和島→松山→道後温泉 大和屋旅館泊
3日目 松山→多度津→琴平→阿波池田→徳島→徳島空港→羽田
さて、高知県の窪川駅までやってきた。
ここから予土線(正しくは直通)の発車時刻まで約1時間半もあるので、窪川駅の周りをモヤシ散歩。
駅から歩いて行ける距離に第37番礼所の岩本寺があるとの事で、せっかくなので訪れてみる。
つまみ食いのような訪問で大変申し訳ないが・・・。
お遍路さんに徐々に興味を持ち始める(笑)
岩本寺入り口にあった青果店。
いいねぇこのカンジ(・∀・)
こんにちは窪川!
丁度お昼時だったし、ここから宿泊地松山まで飲食できるような時間もないので(笑)
寒かったので温かいものが食べたい!と思ってググったところ、駅の近くに中華料理屋を見つけたので早速突入!
店内は
店員さんが美人という事以外は田舎によくありそうな中華屋の雰囲気だ。
寒すぎたので温まりそうなどろっどろのもやしラーメンを注文!
普通盛なのに結構なボリュームw
朝にかつお食いまくった履歴は無視して本気で平らげるww
なんだか色んな出汁が出ているというか複雑で大人味でしたが美味しくいただきましたー。
誰ですか?共食いとか言ってる人は。
そろそろ列車の時間なので窪川駅に戻ってきた。
右手の毒々しい車両が俺がこの後乗る宇和島行の普通列車。
これが噂のホビートレイン「かっぱうようよ号」だな。
予土線は偉大なローカル線だから、もっと控えめなノーマル塗装の車両で良かったんだがw
見よ!このダイヤの薄さ!
宇和島まで行ける列車は1日たったの6本!1時間に6本ではない。
俺のように本気出さないと旅行者はなかなか捕まえられないレアな路線なのだ。
あわわわわ・・・
これは世にも恐ろしい事だ。普段からHin&Nyowの方やP&Pの人は十分注意が必要だ。
なんてったって宇和島まで全線乗り続けたら、原則2時間以上トイレに行けないことになるからだ。
不安な方は前もってカフェインの過剰摂取を避けたり、クスリでドーピングしておくとよい。
車内はその名に違わずかっぱうようよだ。
あちこちに河童が散らばっており、乗客は3名ほどだったので、人よりカッパのほうが多い計算になる(爆)
一応ここは記念撮影スペース。
車内のショーケースには海洋堂らしくフィギュアが多数展示されていた。
すみませんJR四国さん、俺はショーケースよりトイレが欲しいです(切実)
ちなみに次の駅までの窪川-若井駅間は土佐くろしお鉄道。
窪川駅もそういう意味では終着駅だ。
13:24 窪川駅を出発。
列車は四万十川に沿って蛇行しながら進む。
水量はかなり少ないが、この風景が見てみたかった。
丁度この列車には6月に旅仲間が乗っていたな。
家地川駅。降りてみたいが、今回のメインはここではない。
かなり癒し系の車窓。
ゴミゴミ人も乗っていないから余計に趣がある。
せっかくだから途中下車したい・・・。なんせ1日6本しかないからどこで降りるか非常に迷った。
そして14:15 満を持してこの駅で降りることにした。
てっちゃん達には有名な難読駅だろう。その名も
ハゲ半家駅だ。
ここまで堂々としていると逆に清々しい。
ちなみに千葉県の布佐(ふさ)駅、東京都の福生(ふっさ)駅と仲が悪いらしい。
北海道の増毛(ましけ)駅はハゲ駅を北から見下した態度を取ったため廃止に追い込まれたとか(嘘)
今にも自然に還りそうなホーム。ここで降りたが最後、次の列車まで約2時間待ちだ。
ホームは小高い所に位置しており、アクセスにはこんな心臓破りの階段が待ち構えている。
ただでさえ利用者少ないはずなのに、地元のおじいちゃんおばあちゃん登れんよ・・・。
階段をせっせと下ってきたところ。駅の入り口。
駅を見上げたところ。どう考えても駅への階段とは思われないだろう(笑)
さて、俺は別にハゲに興味があってここを選んで降りたわけではない。
四万十に来たら見たいものが、駅から歩いて行ける距離にあったからだ。
宇和島方面とは逆に、十川方面に戻るように歩いていく。
先ほど乗ってきた予土線の鉄橋をくぐる。
素敵です。
程なくすると、歩いて渡れる「中半家沈下橋」が眼下に!
やはり四万十川と言えば沈下橋でしょー。
行きは半家大橋を渡って回り込んでみよう。
増水時に橋が丸ごと水没できるように欄干が無い橋。
いいねいいねー。助走つけて跳びたい(笑)
鉄道橋と道路橋が同時に眺められる沈下橋として有名。
四万十川の流れを眺めながらちょっとコーヒー休憩。マイナスイオンに癒されるー。
不審者扱いされないように30分ほど沈下橋で佇んだ後は、逆方向から駅に戻る。
いいな沈下橋。夏にまた来てみたい。
再び半家駅に戻ってきた。もうハゲハゲとフリガナを振らなくても皆さん読めるようになっただろうw
開放系待合室には駅ノートもあったが、過酷な環境のためかクリアファイルでプロテクトされていた(笑)
勿論、ズルして車で来なかった俺は堂々と記入。
車内にトイレの無い無慈悲な予土線だが、半家駅なら心配ご無用。
ホームの離れには簡易トイレがある。
・・・いやしかし別の心配があるのが難点だが(爆)
16:05 半家駅に降り立ってから実に約2時間後にようやく宇和島行の列車がやってきた。
長いようで短かった半家駅滞在は非日常を味わうのに最高の時間だった。
しかし寒さで頭皮の血流が悪くなりハゲていないか心配だ。
ここからは県境を超えて愛媛県に入ります。
続く。