青森旅行記②です!
リゾートしらかみに乗って不老ふ死温泉を満喫した後は青森へ向かいます。
<旅程>
5月某日(1日目) ANA401 羽田7:50 → 秋田8:55 → 秋田空港 → 秋田 → ウェスパ椿山 → 青森駅 ダイワロイネットホテル青森泊
5月某日(2日目) 青森駅でレンタカー → ぬいどう食堂(佐井村) → 大間崎 → 恐山 → 三沢空港 JAL158 三沢19:00 → 羽田 20:25(10分早着)
16時前に不老ふ死温泉の送迎バスでウェスパ椿山駅に戻ってきた。列車に合わせての送迎なので、無駄が無くて一般的な旅行者にとっては良いのだろうが、駅を楽しみたい俺みたいなのにはなかなか厳しい(笑)
ほんの少しだけ時間があるので駅前の物産館「コロボックル」へ。小腹を満たす軽いものが食べたかったけど、ガチのお土産品の販売がメインなので(笑)広くて清潔感のあるお店だった。
コロボックルには展望モノレール乗り場が併設されていて、白神山地や日本海の絶景が楽しめるようだ。
機会があったら乗ってみたい。
16:05 リゾートしらかみ5号 青森行がやってきた。今度は3兄弟の一人「くまげら編成」だ。
なんだか先ほど乗った青池編成とは違い、随分年季が入っているように見えるが・・・(笑)
全体的に古さが目立つも、座席の広さは十分。
ただ、どうしても青池と比べてしまって、やんわり本音を言うと「嫌いじゃないけど・・・ゴメンナサイ」って感じだ(笑)
ちなみにこのセリフは高校の同級生がクラスのマドンナに告白したときに言われたセリフの引用だが、嫌いじゃないけどって枕詞は今思えば意味不明である。
しかし絶景を堪能できることには変わりない。棚田風で良い感じだ。
深浦駅に停車。ここでももれなくサービスタイムが設けられている。
要は安定の列車行き違いなのだが「橅編成」とのすれ違い!
いいな。あっちに乗りたかった。
しかし車両の最前部にはラグジュアリーかぶりつきシートが設置されているので、心おきなく前面展望が楽しめる。いいぞくまげら(←)
体力も温存出来て30代にはありがたい設備。
うぉぉ!
本当に日本海スレスレを走ってるんだな。このままこのシートにずっと座っていても良いが占領するわけにはいかない。ギブ&テイクなのだ。
列車は千畳敷(せんじょうじき)駅に到着。
ここでも停車時間があるので乗客たちは皆、羊の群れのようにぞろぞろと海岸の方へ流れていく(笑)
ストレイシープではなく、目標に向かって一直線だ。
1792年の地震により隆起して出来た岩床の海岸です。その昔、殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続いています。海水浴とキャンプのメッカでもあります。
青森県観光情報サイト
いやはや自然の力とは恐ろしい。地震で地形が隆起までは分かるが、なんでこんな形になるのかサッパリ分からん。こんなところで酒宴を開こうと思った昔の殿様の発想もサッパリ分からん。
とりあえずみんなして岩場を見学して、一通り撮影したらまたゾロゾロ駅に戻っていくというシュールな絵面w
駅前の売店兼民宿?千畳敷よりこっちのほうが気になった。
泊まってみたいなぁ・・・。
千畳敷駅は道路にへばり付くような感じで、まるで路面電車の駅。
注意書きにもあるように車の往来が結構あるため十分注意してください。
ちなみに出発前には3回汽笛を鳴らして注意喚起をしてくれるので、くれぐれも乗り遅れないように(笑)
17:19 千畳敷発
お次は「鰺ヶ沢」ここでも停車時間アリ。どんだけ駅前ブラリさせるつもりだw
鯵ヶ沢と言えばブサかわで有名な秋田犬のわさおで有名だ。
ほそキモな俺が言うのもなんだが、ブサかわなんて形容詞は間違って人間に使ったらただの悪口だよな(爆)
しらかみが10分以上停まるので仕方なく、いや有難く駅前を散策しているとどこかで見たことのある横文字が目に入ってきた。
鰺ヶ沢のソウルフードチキンボーである(今知った)
これは小腹を満たすにはちょうど良いのではないだろうか!?ナイス鰺ヶ沢停車!(オイ)
チキンボーと聞いて皆さんはどんなのを想像するだろうか?
コンビニにも売っているような串に刺さって食べやすいサイズに揚げられた棒状のチキンと判断するのが妥当だろう。200円という料金設定にいささか不穏な空気を感じるが、注文してから約5分程度でできるようなのでドキドキしながら待つ。
いやいやチキンボーデカいなっ!!
つーか取っ手が短かすぎるだろw
目測を誤って小腹を満たすどころか一発KO負けレベルのヘビー級を発注してしまった(爆)
夕食の時間が近づいているというのに胃にも手にもズッシリ重く、マヨネーズまでぶっかけてしまってエライことになってしまった。見た目通りかなり食べ応えがある。
しかしこれは食べ盛りの学生達には嬉しいファストフードだろう。
出発の時間が近づいてきたので必死でチキンボーを咥えながら駅に戻る。
今度は普通列車との行き違いだったようだ。それにしても色!!使い込みすぎだろうw
まぁそれがまたたまらんのだが。単行ではなくガッツリ連結されているので、この辺りでの需要はそれなりにあるのかもしれない。
17:53 鰺ヶ沢発
アナウンスの通り、鰺ヶ沢を過ぎると日本海とはお別れ。ここからはまたのどかな水田の景色が広がる。
五所川原駅が近づいてくると津軽鉄道が!
ストーブ列車で有名なローカル線だ。めっちゃ気になるがせっかくなので冬に乗りに来たい。
車窓から綺麗な岩木山が見えた。東北は美しい形の山が多いな。
川部駅にてスイッチバック。ここから弘前に向かってから青森駅へ。
これにて五能線完乗!(そろそろ暗くなってきてテンション↓)
19:40 リゾートしらかみ5号は青森駅に到着!
五能線長かったけど、それを感じさせない風光明媚な路線だった。
そういや寒くない青森駅は初めてだな。
「急行はまなす」復活してほしい~。
チキンボーは消化したつもりになってとりあえずメシ!
夜は青森の郷土料理と悩んだが寿司もウマイとの事で、駅から歩いて5分ほどの細い道にある「一八(いっぱち)寿司」さんにお邪魔した。
ここはコスパが高くて、美味しい寿司が食べられるとの事で突入してみた。
予約なしでいきなり訪れたが、なかなか混雑していた。しかし一人なので難なくカウンターに通してもらえる。
お寿司屋さんで大変恐縮ではございますが、食前には青森リンゴジュースで一人カンパーイ!
濃厚でウマい!!
そしておまかせ握り。
トロもカズノコエビもホッキ貝もうめーーーー(泣)
ウニとホタテは別便で❤
臭みの全くないウニと柔らかくて甘いホタテはさすが。幸せだー。
青森の寿司間違いない。そしてドリンク込みで3460円。
海外旅行がキャンセルになってしまった俺にとっては至極当然の贅沢である(笑)
またゆっくり訪れたいぞ。一八寿司。
しかしながらサッパリの次はコッテリが食いたくなるのだ。DNAに古来から刻まれたヒトの遺伝情報である。小学生の頃は
ポテチ→チョコ→ポテチ→チョコ→ポテチ→アイス(∞)
のソルティ&スイートループに陥っていた(爆)
・・・どうでもいい話に脱線してしまったが、寿司屋の後は歩いて程近い「味の札幌 大西」に追いメシのためやってきた。青森なのに札幌なのはご愛嬌だ。
青森といえば「味噌カレー牛乳ラーメン」が気になって仕方ない。
ネーミングがやかましいが、一体どんなラーメンなのか。
味噌カレー牛乳ラーメン(830円)がやってきた。
ネーミングがやかましすぎるので注文も少し恥ずかしかったぞ。
チキンボーと寿司の後なので、味覚は完全に麻痺しており、もはや何が何だか分からないが、カレーとバターの風味が強めのラーメンって感じで、思ってたより全然食べやすい。気持ちマイルドに感じるのは牛乳のせいだろう。ネーミングほど味はやかましくない。
今の俺の鈍った味覚ではこの複雑な味を表現できないため、今度は空腹時投与で挑戦してみたい。
ウマいかウマくないかで言ったら、確実にウマいと思う!
さすがに腹いっぱい(笑)もう寝るだけだわ。
連休明けでオフシーズンなので直前でもそんなに高くなかった「ダイワロイネットホテル」に宿泊。
やっぱり快適でいいねぇダイワロイ。
てか結局明日何するか決めてなかったw
悩みに悩んで、やはりここは車で下北半島を一周して大間崎にも行ってみよう!と決断し、ネットで素早くレンタカーを予約!
ん~・・・帰りはJALのマイルで三沢空港から帰ろう!
そこまでは決めておいて、朝早かったので速攻で就寝。あとはノリだなノリw
次回はいよいよ自分にとっての未開の地「下北半島」へ繰り出します!
続く。