しばねこです(・∀・)
ポルトガル旅行記のリメイクもそこそこに、最新の旅行記をアップしたいと思います(←)
さて、今回の旅は北海道・青森のドライブ旅。
2019年6月。旅好きが集まる某集会の開催地は札幌に決めたので、今回は三連休を取って、北海道上陸の前に前回不完全燃焼に終わった青森おかわりw
先月の下北半島に続いて今度は津軽半島を攻めるぞー!!
<旅程>
6月14日(金) 上野 6:38 →( 東北新幹線はやぶさ1号 )→ 9:49 新青森
(レンタカー) 新青森駅→ しじみ亭奈良屋 → 十三湖 → 竜泊ライン→ 龍飛崎 → 青函トンネル記念館 → 青函トンネル入り口広場 → 高野崎 → 青森駅 ダイワロイネットホテル青森泊
6月15日(土) 青森駅 → 青森空港 11:10 →(ANA1897便)→ 12:00 新千歳空港
(レンタカー)洞爺湖 → レストラン望羊蹄 → 札幌 → 炭火焼ジンギスカン「ポッケ」 →tabibitoキッチン → カプセルニューバジェット泊
6月16日(日) (レンタカー) すすきの → 岩見沢SA → 美瑛 → だいまる→ 美馬牛駅 → 新千歳空港
新千歳空港→17:30(ANA74便)19:05 羽田空港
さて、早朝の上野駅。
昨日は仕事で遅くなり3時間半しか寝ていない(笑)
オイオイ、のっけから写真が上野駅じゃなくて福井県じゃないかって?
これはきっと北陸新幹線を利用して福井に行けっていうワナだ。
オイオイ、さっきから写真間違ってんじゃないの?なんで朝から豚骨ラーメンの写真なんだよって?
仕方ない。24時間営業の一蘭が上野にあるんだから・・・。
朝6時から豚骨とか、今見返しても胃もたれしそうだが、間違ってコスパの悪い駅弁を引き当てるよりよほど安定している。朝食べてもやっぱりウマイ。流石にいつものように外国人の行列はなかったが、店内には4~5名はいたw
みんな物好きだなぁ・・・(←)
さーて(ウップ)そろそろ東北新幹線に乗りますよ~。
今までは東海道新幹線ばかりだったが、ここ最近はJR東ばっかり乗ってる気がする。
いずれにしても新幹線の改札はテンション上がりますなぁ。
上野発の夜行列車ならぬ弾丸列車で津軽半島を目指すぜ。
夜行列車が絶滅危機の今は良い時代になったのか寂しい時代なのか・・・。
そして威風堂々とはやぶさ・こまち1号入線っ!!
新函館北斗行と秋田行っていう二つの目的地が良いよね。
ムフフ。今回もJR東日本の株主優待券を利用してグリーン車で優雅にいきますぞ。
グランクラスはなかなか手が出せない・・・。6月の北海道、宿も航空券高すぎて出費もかさんだし。
グリーン車と言っても前述した通り定価で乗ったわけではない。
単純に上野から新青森までグリーン車に乗ると片道21760円。
しかし株主優待券2枚を利用すると乗車券・特急券が40%引きになり、13050円。
優待券はチケットショップ購入し1枚2200円だったので4400円。
つまり17450円でグリーン車に乗れたのだ!
普通車指定席で16940円かかることを考えるとメッチャお得!みどりの窓口で購入しなければいけないのが面倒だけど、これからも利用したい裏技(モバトクとか他の割引も存在します)
グリーン車はやっぱり快適。新青森まで3時間もかかるので、さすがに睡眠時間としよう・・・。
いやしかし今日もいい天気だなぁ(´ー`)
大宮を出るとはやぶさ本気モード!
時速320kmでぶっ飛ばす!東海道新幹線とはやはりスピード感が違う!!(いいから寝ろ)
9:49 新青森に到着(結局興奮しすぎて一睡もできず)
いいねぇ。青森っぽくて。新青森駅は初めて降りる。
ここから鉄旅もいいが今回はさすがに車じゃないと行けない所を攻めまくるかんね。
先月は下北半島を巡ったが今回は間髪入れずに津軽半島を制覇しようって魂胆だ。
新青森駅前のニッポンレンタカーで相棒ゲット。ダイハツのブーン。これも初めての車種。
独りなら十分。
早速津軽半島巡り開始~。まずは腹ごしらえ。旅路のウニ丼も気になったが予約で一杯だったので即座にリルート。十三湖のシジミが気になるので行ってみよー。
東北新幹線の高架をくぐって北西へ進む。
1時間ほどで中泊町にある十三湖に到着した。
途中、津軽鉄道の芦野公園駅などを通って後ろ髪を引かれつつ・・・。
十三湖は汽水湖で良質なシジミが採れるので漁が盛ん。松江の宍道湖と国内シジミ漁獲量のトップを争っている、意外と知られざる湖なのだ!(なお、十三湖の名前の由来は同青森県の十二湖とは特に関係ない様子)
いやぁ十三湖とか青森旅するまで全然知らなかった・・・。
宍道湖といい、汽水湖っていいなぁ。そして今日の青森も先月に続いて・・・暑すぎる・・・。
さて、昼ご飯はすぐそばにあった「しじみ亭奈良屋」さんで!
良質のシジミを使った料理が楽しめるとの事で、これは期待大。
雰囲気の良い古民家風の店内。メニューには所狭しと「しじみ」の文字が(笑)
よし、今回はしじみ三昧にしよう。
釜めしは25分ほどかかるとのこと。でも先を急いでいる旅じゃないし全然OK。
前菜的にしじみチャウダーが運ばれてくる。グラデーションが素晴らしい。
これが濃厚で鬼ウマ!早起きに沁みる~(´;ω;`)
要はアサリの代わりにシジミが使われているのだ。
そしてメインのシジミ釜めしとシジミ軍団襲来!
シジミバター炒め、シジミ汁にシジミ南蛮漬けなどまさにシジミづくし!シジミ祭り!シジミエキスポ(落ち着け)
程よくお焦げな釜めし!ウマい(泣)
諸事情によりマイタケを抜いてもらったが、十分だ。待った甲斐があるぜ・・・。
バター炒めのシジミもウマすぎる。
そして余計な味付けをしていないシジミ汁も出汁がきいていて優しいお味・・・。
大変満足でございます!
お土産コーナーでシジミ量り売りされてた。いや、改めて見るとマジデカいな・・・(笑)
下手するとその辺のアサリよりでかい。
この黒い殻のが「ヤマトシジミ」っていう種らしい。宍道湖で採れるのもこれだね、たしか。
琵琶湖特有のセタシジミや、淡水に住むマシジミなど無駄にシジミに詳しくなってしまった。
この旅行記で一体何回「シジミ」とタイピングしただろう。これで俺も立派なシジマーだ。
しじみ亭奈良屋
食後は津軽半島最北端 龍飛崎を目指す。
途中、見晴らしの良いドライブイン的な施設があったので車を停めた。
ここではとあるミッションを遂行するのだ。
引用:flightradar24
先ほど、今回の最終目的である札幌のジンギスカンパーチーに参加する、旅仲間のS氏から恒例のよろしくラインが来た。
どうやら福井在住の彼は、今回富山きときと空港から新千歳に向かうようだ。
特にどの便とか聞かなかったが、便数が少ないのでこれに間違いないと狙いを定め、航空変態御用達のフライトレーダーでチェック。
すると黒線が予定の航路なので、丁度自分の真上をこの後飛行していきそうじゃないか!
幸い今回は望遠レンズも持っていたのでスナイパーもやし、Stand by。
以前に福岡で自分の乗る便が激写されていたため、その報復(?)だ。
この行為、傍から見たらすっごく気持ち悪い。いや、傍から見なくてもすっごく気持ち悪い。
ぬぉぉ?あれか!!??
いや、位置的にあれは違う便だ。見事に飛行機雲なびかせているので思わせぶりだが違った。
後でS氏にネタバらしすると、予定の航路より東にそれていたためミッションクリアとはならなかった・・・。
さすがS氏。変態は一筋縄では確保できない。
そのまま北上しても良かったが、もう少し十三湖を堪能しようと中の島ブリッジパーク(の入り口)に寄り道。
この十三湖にかかった橋を渡るとキャンプ場などがある。
4月から10月にかけてシジミ採り体験もできる。
男一匹、シジミ採り体験に挑戦してみたかったが、採ったところでお土産にするのも邪魔だし、飲み会の参加者も生のシジミもらっても全然嬉しくないだろう。ネタでも持って行っちゃダメだ(笑)
それにもし挑戦しようもんなら
「あの人、シジミしか友達いないんだ・・・」
「シジミの密猟者に違いない」
「むしろシジミの方が体格いいわよね・・・」
考えただけで恐ろしいので自粛しておいた。
それにしても十三湖美しい・・・。
こんなところでキャンプも贅沢だな。
ブリッジパークの入り口付近には昔ながらのお土産屋集合体がある。
この日も暑いので冷たい物でも食おう。
どれにしよう(;´Д`)
北海道は明日行くから却下。
ラムネソフトが爽やかで旨そうだ。ブルーベリーとか間違いないな。
しかしその下に「しじみソフト」なるものを発見。
男一匹シジミ採りは断念したので、そこくらいは冒険してみよう(爆)
そして登場w
ベースはミルクだがシジミパウダーが贅沢にまぶされており、ほんのり塩加減で結構うまい。
手作業でパラパラと塗してあるため、所々シジミ濃度が極端に高いエリアが生成され、そこに当たると飛び上がるほどしょっぱいが、良く混ぜれば上手い事中和できると思う(笑)
日差しを避けてしばし軒先で休憩(さらにもやし化)
ゆっくりしじみソフトをついばんでいると、お店のお姉さまがフレンドリーでめっちゃ話しかけてくる。
姉「ゆっくり休んでって~。どこからきたの~?青森は初めて~?」
俺「〇〇です~。青森は4回目です。青森最近ハマっちゃって。先月は下北で、今回は津軽制覇目指してます。」
「もう4回も来たんだ~!もう〇〇年早く来てればお姉さんもっと若くて綺麗だったのに❤そしたら何か芽生えたかもね~❤❤」
「ははは~そうですね~。アッ 飛んできた虫がソフトクリームに!!」
「虫は無視して❤」
・・・はうあっ!!!!!(;´Д`)
その刹那、灼熱の津軽半島に局地的なシベリア寒気団が襲来した。
決して他人事とは思えない状況に、しばし今までの自分の行いを恥じていると
姉「ねぇねぇ、これも買って買って~~❤」
いやいや、どんだけプレゼンしてくんねんww
パパんにおもちゃをおねだりする駄々っ子かよwww
たしかに女性のワガママにはめっぽう弱い俺だが、ここぞって時には財布の紐は固いのだ。チョロい男だと思わないでほしい。
姉「えぇぇ?そんなに旅してるんだ~?すごいねぇぇ❤彼女が羨ましいねぇ~❤❤」
俺「・・・しじみチャウダー2つもらおうか。」
誤解のないように謹んで訂正しておくが、生憎彼女はいない(涙)
お店には朝採れフレッシュしじみも販売されていたのでご厚意に甘えてメガシジミを撮らせてもらう。
このデカさ、伝わるだろうか?シジミというよりむしろ栗である。
みなさまも是非十三湖を訪れて絶品シジミに舌鼓を打ってほしい。
よし、思わぬ出費はあったがリフレッシュ休憩の後は龍飛崎をちゃんと目指そう!!
続く。
今回のルート↓