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パクられてスマートフォン in カンボジア2015

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あの時の気持ち

決して忘れちゃいけないと思うんだ

だから今回はトラブル続きだった2回目のカンボジア旅を振り返ってみようと思う。

2015年1月3日

年始は旅行兼所用でカンボジアを訪れていた。

シェムリアップ・アンコールワットの遺跡やサンセットを堪能し、今日からは首都プノンペンへ向かう。

プノンペンでは友人が起業したのでそれの応援・お手伝い。

別件でも人と会う予定があったので、カンボジア滞在の後半3日間はプノンペンで過ごすことにした。

シェムリアップからプノンペンまでは飛行機も飛んでいるが、今日の夜までにプノンペンに行けばよいので、のんびりバスの旅にしてみた。

所要6時間程度となかなかの鬼畜バスだが、激安なのと、カンボジアの風景を楽しめると思ったので予約してみた。

バスターミナルまではミニバスで送迎があり、泊まっていたホテルまで迎えに来てくれた(遅刻は東南アジアデフォ)

それにしてもエアコン効きすぎて寒い・・・。

前に座った欧米風のお兄さん。タンクトップとか・・・見ているこっちが凍えそうだよ・・・。

6時間もかかるのでローカル映画なんかも車内ではずっと流れてる。

途中、絶対家族と一緒に見てはいけないシーンが流れるが、幸い一人なので、医学の勉強のために仕方なく見ることとする。

プスンプスン・・・

そんなギャグ漫画みたいな擬音が座席の足元から聞こえた気がした。

悪い予感は的中するもので、いきなり路上でバスが止まってしまった。

まぁこんなのは東南アジアあるあるだろう・・・。

バスの運ちゃんは

「今のうちにトイレ済ませておけ」

的なこと言って開き直ってるし。どう見ても原っぱなんスけど・・・。

30分程度経ち、ようやく走り出したと思ったらまたすぐにプスンプスン・・・。

さっきよりさらに何もないところで1時間くらい止まってたような・・・。

これも絵に描いたような図で必死にメンテナンスでバスの下に潜り込んでいるが、そんなに簡単に直せるものなのだろうか・・・。

今日のうちにプノンペンにたどり着けるのか、いやむしろ生きて日本に帰れるのか、一抹の不安を憶え始めた(笑)

年始からカンボジアのド田舎でバスが動かず途方に暮れる俺。

こんなことなら日本で餅食いながら正月特番でも見ていれば良かったと、この時は思った(笑)

気持ちとは裏腹に空は清々しいくらいに青い。

あんな調子悪かったバスが、あんなギャグみたいな修理方法で回復し、ノロノロながらもプノンペンに向けて再出発。

映りの悪いTVをバンバン叩く的な原始的手法を使ったに違いない。俺でもできる。

とりあえず動いてくれて良かった。ここでちゃんとしたトイレ休憩

さっきの荒野で他の人たちがどうやって用を足したかはちょっと詳しく存じ上げない(爆)

プライバシー保護のため写真を加工しております。

休憩所で見かけた山盛りの昆虫集団たち。陳列の雑さからして明らかにペット用ではなく食用である。

カラッと素揚げされた黒光りの姿が食欲をそそりますね

・・・ってなるか!

しかしバスがまた止まったら危うくこれを食べるハメになっていたかもしれない。

確かにカンボジアでは昆虫食がスタンダード。田んぼで採れる貴重なタンパク源らしい。

バスで隣に座ったカンボジア女子たちも、まるでテーマパークでポップコーンを食べるがごとくポリポリとチャンレットリン(コオロギ)をつまんでいた。他にもコンテオトリン(タガメ)、アビンリン(クモ)なんかも一般的らしい。

名前だけ可愛くしてもダメだ。

3回目の休憩。そろそろ陽も傾いてきた・・・。予定では昼過ぎにプノンペンに着くはずだったんだけど・・・。

夜19時。6時間どころか10時間もかかってようやく首都プノンペンに到着・・・。

スーツケースは異常なまでに砂まみれだし、エアコンのせいで喉は痛いし、ボロい座席のせいで腰と背中は痛いし、彼女はできないしで踏んだり蹴ったりだ。もう二度と乗るものか。

バイタクで今日から連泊するホテルに直行。

翌朝。やっぱり風邪ひいた。とにかく喉が痛い。ふざけている。薬局で日本の2倍量の成分が配合された薬を仕入れ、なんとかしのぐ。

今日は夕方に人と会う約束をしていたので、それまでフリー。

久々のプノンペンの街歩きを楽しむ。キリングフィールドトゥールスレンは前回訪問済み。

行っても良かったけど気持ちが沈んでしまうので・・・。

個人的にクメール料理が苦手なので、お昼はシンガポールの料理?にしてみた。

見た目通り濃い味。

1月とはいえ、日中のカンボジアはやはり暑い・・・。

外国人観光客が沢山訪れるバンケンコンエリアの路上の縁石に座ってスマホをいじってダラダラしていると、何やらにじり寄ってくるバイク2人組・・・。

この時、俺は海外の一人旅にも慣れてきて、完全に油断していた。

パッ!!

一瞬のスキに2人組は俺の手元からスマホを奪い取ると、エンジンをふかして走り去っていった!

ちょ・・・まてオラーーーーーーーーーーー!!!!!

100mのベストが10秒90であり、フル加速メガネの異名を持つ俺からひったくるとは良い度胸だ!!

案の定、いとも簡単にバイクには追い付いた!どあほうボロバイクめ!

しかし後ろに座った男のリュックに手をかけようとしたところで、ふとある事が頭をよぎった。

(1)一般治安情勢等
カンボジアでは,過去の長期にわたる内戦の結果,国内に銃器類が広く出回っており,これらを使用した強盗事件等が度々発生しています。また,特に都市部や観光地において,強盗,ひったくり,置き引き,スリ,いかさま賭博等の犯罪が多発しており,多くの日本人観光客や在留邦人が被害に遭っています。特に首都プノンペンでは,日本人旅行者が,凶器を使用した強盗事件の被害に遭っています。ほかにも,トゥクトゥク(三輪タクシー)やモトドップ(バイクタクシー)で移動中にひったくりに遭い,転落して重傷を負ったり,たすき掛けにしていたバッグを強引に掴まれ,引きずり回されて怪我をする事案などの強引な手口による被害が発生しています。

外務省ホームページより

ぬぉぉぉぉぉ!!

ストップストップ(;´Д)!!!

ここで銃でも出されたらシャレにならん!!

日本には俺の帰りを待っている大切な女性・・・!!!

は残念ながらいなかった!

でも俺にも家族がいる!仕事もある!部屋片づけてない!

 

「いのちだいじに」泣く泣くスマホは諦め、悔しさを噛みしめながら走り去っていくバイクを目に焼き付ける。

しかしスマホに〇〇な画像が入ってなくて・・・じゃなくて命があって本当に良かった・・・。

幸い、近かった滞在中のホテルに助けを求めに慌てて戻る!

俺「ぬぉぉ!ご主人!!拙者のすまーとふぉんが輩にパクられて候!!」

主「も・・・もちつけジャパニーズ!まずはポリスだ!!」

もはや日本語なんだか英語なんだか分からない言葉で必死に状況を伝える!

俺の鬼気迫るジェスチャーで察してくれたホテルのご主人は、親切にも自分のケータイを貸してくれて、日本の保険会社やカンボジアの友人に連絡する術を与えてくれた。

保険会社の担当者によると、警察に相談して被害届が必要になるけど、今回のように命の危険がある場合は無理しないでほしいとの事。

少なくとも現地の写真を撮影し、状況を細かく記録しておくことで保険請求できることになった。

話によると、なんでもカンボジアでiPhoneは1か月の生活費に十分事足りる3万円近くで売れるらしく、窃盗が常習化。

友人もカンボジアに移住早々2日目にトゥクトゥクで脇からパクられたそうだ。

ま、俺が使ってたのはアンドロイドだけどな!ざまぁ(怒)

不幸中の幸いでPCも持参していたので、完全にカンボジアで孤立することは防げた(汗)

なんでもサブがあると重宝する。肝に銘じよう。色々手続きを済ませ、気を取り直して夕方から知人と食事。

バンケンコンにあるudon cafe green bowl

本場・香川で修行したという日本人オーナーのお店で色々積もる話を。

てか日本のその辺のうどん屋よりよっぽどウマイ!(結局滞在中2回も訪れた)

店主によると、何か盗まれたときは

カン・ジャオーーーーーー(泥棒)!!

って叫べば周りの人たちが犯人ボッコボコにしてくれるよ、と(笑)

いや、ボッコボコにまでしなくても(笑)

まぁ今の心情としては分からんでもないが・・・。

計6日間の観光と所要を終え、日本に帰国する。いやはや、本当に色々あった濃い滞在であった・・・。

 

おわりに

カンボジアはシェムリアップのアンコールワットをはじめ、シアヌークビル、プノンペン近郊など、見どころが沢山あって、物価も安くて異国感を味われるとても良い国だ。

しかしやはり日本が平和過ぎるだけで、海外に一歩足を踏み入れたら自分の身を守ること、最低限の警戒をすることを絶対に忘れないでほしい。慣れてきた頃が一番危ないと身をもって実感した旅になった。海外旅行保険もやはり役に立つことがあった。あまり使いたいものではないけど(笑)

皆さんも俺みたいに無茶しないで充実した海外旅行を!

絶対に犯人追いかけたりしないでくださいね!!(普通しないか)

2019年9月17日 しばねこ

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